8月3日 Tei-jyun Kim

8月3日
約10日間濃密なスケジュールを送った嵐のような東京サイトを終え、早朝眠い目をこすらせながらバスに乗り込み、美しい自然の営みと伝統的な文化を育む地、秋田県へと旅立った。
澄んだ空気と豊かな大自然は、それまでの東京サイトでの忙しさを完全に忘れさせ、究極の癒しを我々に与えてくれた。
秋田に着いてからは、まず宿泊地である秋田国際教養大学へ向かい、米国大学を思わせるような広々としたキャンパスと真新しい建物の数々に感動。その後能代市民会館に移動してオリエンテーションを行い、能代市長から激励の言葉を頂いた。 その後は藤里町八峰町に別れて待ちに待ったホームステイへと向かう。地元の家族に大変温かい歓迎をもらい、それぞれの家路につく。
自身のホームステイ先は山の中腹に建ち、家の主人はガラス工芸品を造る職人であった。彼の造る美しいガラスの品々で埋めつくされた自宅の部屋は、現実の世界にはない神秘的な別世界の空間が広がっていた。そこで秋田の郷土料理に舌鼓を打ちつつ美酒に酔いしれ、ホストファミリーとの会話に花を咲かせた。
こうしてJASCの八月三日はあっという間に過ぎていった…