8月2日 Natsumi Kikuchi

鮮やかな青空の下、アメリ横須賀基地に足を踏み入れると、厳重な警備の下、アメリカの州や都市の名前がついた標識、住居や病院なども兼ね揃えた緑の多い街、特殊な世界が広がっており、巨大な軍艦やそれを修理するための場所、いくつもの兵器が並び圧倒された。アメリカ海軍での講演会では、軍の高

官による政治家のような説得力のあるスピーチや日本の学者のじっくりと考え抜いた意見が聞け、それに対する問答の時間も有意義なものとなった。その後、アメリカスタイルの昼食会に移り、そこではテーブルに1?2人の軍関係者が配置され、とても貴重なご意見が聞けたと同時に大勢の前では上手く英語に

できないような質問や基礎的な質問を含め、なんでも聞くことができた。軍艦に乗り込ませていただく体験では、その規模の大きさなどと共に、海軍の兵士の住む生活環境の狭さや厳しさ、そして彼らが自分達の仕事を誇りに思っていることに気づかされた。この体験では学生会議のメンバーが軍艦に乗り込む前に写真を取りそれを現像して皆に配るという、本当に素晴らしいホスピタリティーを見せていただき、心が熱くなった。その後日本の軍艦にも乗り込ませていただき丁寧な解説を聞くことができた。普段あまり身近ではない世界を、真近で見、聞き、感じ取れ、よい刺激を受けることのできた日だった。