実行委員紹介:杉山 亮太【暴力と平和:武力行使に対する価値観の再

jasc592007-02-06

こんにちわ。
はじめまして。

第59回日米学生会議実行委員の杉山 亮太です。

初投稿です!初日記です☆

4月になって、59回の参加者が決まる日を本当に楽しみにしています!

ということで、
1.自己紹介
2.58回会議の思い出
3.59回に対する思い

を述べたいと思います。


☆1.自己紹介

小学2年〜小学6年生まで、香港に駐在、帰国して以来日本です。
香港では、日本人学校→ICU→HKISという風に転校し、インターナショナルスクールに通ってました。
そのまま中学・高校と過ごすのが、ちょっとつまらないなって思い、高校でアメリカに一年間交換留学にいきました。西海岸のメーリーランド州の私立で、とても過ごしやすくて、多くの友達が出来ました。

小学生の頃、香港で始めたラグビーを中学・高校と続けていましたが、アメリカにはなかったので
クロスカントリー・バイキング・テニスと、ちょっとマイナーなスポーツを攻めましたw
日本に帰国後、高校3年の春で部活も引退し、受験して慶応大学に入学☆
テニスサークルに入り、一年間がんばって、また最近ラグビーサークルに入りなおしました。

趣味は、スポーツ、映画、テレビ、音楽など。

性格は、不真面目に見えて真面目な人です。

いままでは、興味はあったものの、なにか学生団体に所属して「アクション」を取れていなかったのですが
日米学生会議を通して、そうしたいろいろなイベントに積極的に参加して、ネットワークを広げて生きたいな
という思いで、参加しました。

自分から動くこと。意外に難しいことなんですよね。
日米学生会議は僕にとって、そのFIRST STEPでした。
第58回では、ECP(市民社会の発展と非国家主体)のいう分科会で、
たくさんのNGOや国際機関、あるいは多国籍企業に直接訪問して、
「どうやったら相互に助け合えるのか」
「何がアクター間のコラボレーションを阻害しているのか」
を研究しました。

今、興味を持っているのは、安全保障や国防の問題、環境とCSR、開発と貧困、途上国政治制度の比較研究、あるいはグローバルビジネスなどです。まだまだ、分からないことだらけですが、好奇心は人一倍あります。

今後は、日米学生会議を通して出来るだけ多くの人たちと関わり、会議の充実とともに自分の成長を目指したいと思います。

☆2.58回会議の思い出
今年の夏、楽しかったです。
今までの人生で一番充実していた夏だと断言できます。
72人も新しく友達を1ヶ月で作れてしまうことってなかなかないです。
しかも、国際的な友達。しかも、志の高い、「あつい」人たちに。

会議での目標は、「本音での議論」。
仲良くなった先にしか得られないためらいのない本音の議論。

日米の顔も知らなかった学生同士が、テロについて、戦争について、はたまた恋愛について
本音でかたることができた。日米学生会議に本当の素晴らしさは実は外からは非常に見えにくい。
それは絆という心の中のものだから。

夜中、時間も忘れて語ったこと。
馬鹿なことをした時間。
そうした、会議の裏舞台が一番の思い出である。

会議も終盤になり、本当の意味での「参加」「発信」「行動」はなんだろうか。
と考えた。それは自分が企画して、「人を変えること」ではないかと思った。

「人を変えることが出来る」活動をすること=advocateこそ本当の意味での日米学生会議
への「参加」であり、自分の求めていた「発信」「行動」につながるのではないかと思った。
人一人変えられないやつが、世界を変えられるわけがない。

まずは、日米学生会議を通して、多くの人から吸収して、同時に刺激しあいながら
より良い世界への変えるための一歩を踏み出そうと思ったのがきっかけです。

でも、結局は、もう一度「あの夏」を経験したいと考えたのが直接の理由でもあります。
楽しかった。もう一度。人間は単純な生き物ですw

☆3.59回への思い

既に先走ってしまいましたが、
第59回を58回にまけない「楽しい」会議にすることが一番の目標です。

楽しいというのは、ただ遊んでいて楽しいの言うのではなく、充実させる+いろいろな出会いや発見がある
という意味です。

自分は、広報担当なので、より多くの人に日米学生会議のことを知ってもらい、
いろいろな形で参加者が多くの人と交流し、何かつかんでほしいと考えています。
日米学生会議には、無限の可能性が秘められていて、それを活かすも殺すも自分次第です。

もっとアクティブに、もっと楽しい会議にすることが目標です。

分科会は、僕にとって根本的な問題、すなわち「答えは出ないかもしれないが、真剣に考えたいテーマ」です。
平和構築、平和学、戦争論、政治・経済学、国際関係学などこうしたテーマを扱う分野は多いですが、
日本人とアメリカ人ではそもそものスタンスが違うのではないかと思っています。

なぜ人類は、常に暴力の歴史を繰り返しているのだろうか。
なぜ過去の歴史に学び、現代の外交に活かすよう努力しないのだろうか。
どうすれば、戦争・紛争・テロはなくなるのだろうか。

こうした疑問に答えるべく立ち上げたのが、
【暴力と平和:武力行使に対する価値観の再考】です。
平和と現実(リアリズム)は一見矛盾するようですが、たとえ国益追求が第一の世界においても
平和(戦争のない状態)を実現する方法を模索していきたいと考えています。

cf)【暴力と平和:武力行使に対する価値観の再考】
Pacifism and Belligerence: Examining Different Perspectives on the Use of Force
暴力は人類の歴史から切っても切り離せない。暴力が暴力を生む悪循環は繰り返されてきたが、平和主義は実現可能なのだろうか。なぜ紛争やテロはなくならないのか。こうした疑問に答えるべく、当分科会では現代における紛争、テロ、戦争について原因と過程を考察し、国家はもちろんのこと国際機関や非国家主体の役割にも注目して議論をする。日米安保の是非など日米間の武力行使に対する価値観の相互理解を深めるとともに、イラク戦争コソボ紛争、核抑止、9.11などを背景に現実的な平和の可能性について考えていきたい。

コーディネーター
杉山 亮太
Andrew Ruffin